第3話

九龍ジェネリックロマンス

ネタバレを含むざっくりとしたあらすじ

蛇沼院長が玲子の勤務先を襲来。玲子にとんでもベロチュー(りんご味)をかまし工藤をあおり倒してご帰宅。金魚の水槽を運ぶために玲子の部屋を訪れた工藤は、記憶の中の「玲子B」の部屋と比較し、住む人によって部屋が変わることを実感する。小黒(シャオヘイ)の部屋探しの中で工藤の仕事っぷりにときめく玲子であったが、謎のお面男(金魚茶店の元店員・グウェンの姿をしている)に「他人の人生を生きてる」と罵られ、工藤には自分の恋心は「すりこみだ」と否定され、感情ハッスルしたところ、気が遠くなりエンディングが流れるのでした。

自分の中の要点のまとめ

玲子Bと玲子の部屋で同じこと、違うこと

玲子B、玲子とも歯ブラシは一本、無造作に置かれた歯磨き粉のチューブ。でも玲子の冷蔵庫に冷やされた水道水はなし。代わりにぬいぐるみはある。金魚「サクセス」も新加入(水槽とともに)

蛇沼院長の身辺

週刊誌情報によると愛人との子供で養子。でご自宅の肖像画に描かれた少年は別人のようである。「側近」といわれている「彼」とはいい関係のようで、立派な双蛇を背中に飼われている。舌もスプリット舌。

小黒の異変

部屋を探す中で、九龍にこだわらず香港市内も視野に入れては?と提案する玲子に「小黒は九龍から出たくないよ。あの時もそう思ってた。」とつぶやく小黒。でも本人は発言をした意識がないようだ。

お面の男とグウェンの関係

蛇沼院長といい関係の仮面の男。その姿はグウェンと同じだが、ピロートーク中に「前の務め先にも行ってきた。つい2週間前まで働いていたらしい。今は行方不明。」との発言からグウェンとは別人と思われる。仮面&長髪姿で思い出したのがストリートファイターⅡのバルログだったので、今後私の中では区別のためにバルログと呼ぼうと思います。←ややこしい。

たどりつけないグウェンの部屋

姿を消したグウェンと接触したい工藤だが、部屋にいこうとしも「不通」の壁が出現し、たどりつくことができない。九龍で何か起きていることを感じる工藤。

感想

ベロチューかましといて「口紅の色を変えたのに気づかない男なんてやめて私にしなさい」と宣う蛇沼院長。玲子の存在を気に入らないと一刀両断。「玲子B」の人生を乗っ取って生きている「俺の知らない鯨井玲子さん」と告げるバルログ。玲子のプレゼントしたひまわりの花を枯らしておいて「俺はお前のことが嫌いだ」という工藤。

いやー、もうお前ら好き勝手言い過ぎやからな!!特にバルログと工藤は「玲子B」があなた達にとって大きな存在だったんでしょうけれど、「玲子」が何をしたっていうのさ!まがい物は傷つかないと思うのか?特に工藤よ、言わんでええやん、そんなこと。そりゃ玲子やって「知ってます」って言うわ。ひまわりの花言葉は「あなただけを見つめてる」。金魚の水槽を部屋に運んだお礼として、花言葉を知らずに工藤にプレゼントした玲子。それに気づいて恥ずかしさに頬を染める玲子の姿がほほえましかっただけに、つらい、もう、つらい。ひまわりをゴミ箱に捨てる姿がもうつらい。おのれ、工藤。

でも「私はあなたの知ってる鯨井玲子ではないのでしょう?」と聞く玲子に「知らないのはお前の方だろ」とわずかにほほ笑む工藤。何これ、反則。この表情反則。おのれ、工藤。

前回までエンディング後にさらに追加情報ありましたが、今回は意識が遠のく玲子のバックでエンディングが流れて終了。そうね、もう私の頭と感情もパンクして終了。いや、もう本当に好き勝手言うやつには好き勝手言い返していけばいいと思う!直訴だ直訴!まっすぐコミュニケーションしかない!いけいけ玲子!と思ったのでした。

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